新家 月子の

円虹  つぶやき日記  Ⅰ

2014月4月9日

本日は五月号の校正に行ってきました。発行所への道に満開の桜が続いていて、ポカポカ陽気も手伝って明るい気分になります。来週予定されている吉野山吟行旅行も良い天気であると良いのですが。

 さて、恒例の校正作業中の昼食、名付けて「校メシ」ですが、春なので筍と蕗の炊込み御飯、胡瓜の醤油漬、お刺身蒲鉾、アスパラガスのお浸、鰯の甘露煮、だし巻き卵。打ち合わせもなく、銘々がばらばらに持ち寄った割には統一感がある内容になりました。

パッと食べて、パッと作業に戻るのが理想ですが、俳句とは全く関係の無い話に花が咲きます。先生も加わり、ついついゆっくりデザートまで食べてしまいました。本日のお茶請けは京菓子の「花くれない」。ピンク色のかわいらしいお菓子です。春爛漫の食事となりました。

「花くれない」の横にちょこっと写っている飲み物がお判りでしょうか?

わが発行所に話題のカプチーノマシーンがやってきました。手軽に美味しいカプチーノがいつでも飲めるようになり、コーヒー党の私は本当にうれしいです。ただし、贅沢なので一日一杯だけ。おいしく飲んだ次の一杯はインスタントで我慢するのでした。

2014月4月2日

本日は快晴。桜は満開です。一気に春がなだれ込んできました。良い陽気に誘われて、ふらり近所を散歩してみました。咲いている花は桜にとどまらず雪柳、辛夷、タンポポにイヌフグリと色とりどり。道には私と同じく散歩をする人がたくさん溢れていました。

廣田神社のコバノミツバツツジ
廣田神社のコバノミツバツツジ

さて、近所にある廣田神社にはこの季節、コバノミツバツツジという淡い紫色の花を咲かせるかわいらしいツツジの群生地があります。冬の間は落葉していて、春に葉っぱが芽吹く前に花を咲かせる珍しいツツジです。満開になると、まるで源氏物語のワンシーンに迷い込んだような、一面の古代紫に感動します。今日はまだまだ、五分咲ですが、あと一週間もすれば

満開になりそうです。お近くの方はどうぞ。

2014月3月9日

明石市で開催された「第八回 明石の春を詠む句会」に参加してきました。

ここ神戸や須磨、明石地域は春の風物詩としてイカナゴの釘煮が有名ですが、イカナゴの水揚げが盛んな明石港には魚棚(うおんたな)という魚屋さんが並ぶ商店街があります。

 

また、日本標準時子午線(東経135度)が通る天文科学館み明石城があり、吟行にはもっってこいの場所です。

 今回は、残念ながら日曜日でイカナゴの糶はお休み。かわりに、若布や桜鯛、かさごの糶を見ることが出来ました。キラキラと光る海水を盛大に流しながらの糶は珍しく、ひらめの巨大さにも驚かされたりしました。また、大漁旗が通りにずらりと飾られた魚棚をめぐり、名物の蛸をつかった明石焼きを食べたりしながら句をひねりました。

 日曜の糶場の朝や春の猫   石井 ユキヱ

 半ば閉づ目は海の青桜鯛   谷原 恵理子

 魚の棚東風に膨らむ大漁旗  岸川 佐江

 句会では「円虹」の活躍が多く見られ、表彰される人も出ました。午前の受付から始まって、吟行、句会と一日がかりの会は夕方に終了。「明石の魚棚まで来たのだから」とばかりに、一夜干しの鯛、若布、ちりめんに練り物など、両手にいっぱいの買い物をして帰路につきました。

 毎年、催されている句会ですので是非参加されてみてください。

2014月2月17日

先週のバレンタインデーの発行所周辺の写真です。なんとこの日、大雪にもかかわらず校正作業があったのです。ありがたすぎて、円虹を神棚においてしまいそうになる私です。こんな日は学校も職場もチョコレートどころではなかったのではないでしょうか。神戸の鉄道も、飛行機も影響を受けました。ああ、本当に今年は寒いですね。頭も心もコチコチになってしまい、俳句が出来ないなんていう

言い訳も通りそうな勢いです。皆様、お体にはくれぐれもお気をつけて。

 

 ポケットのバレンタインの日の余白     月子

2014月2月9日

今年一番の寒波が来た七日は、前主宰・山田弘子先生の「偲ぶ句会」に行ってきました。

 海に突き出た人工島の六甲アイランドはこれまた一層強い風で、身の凍る思いがします。でも、この寒さを乗り越えて神戸は春を迎えるのです。そんな中を遠方からも大勢の人が参加してくださり、盛会となりました。

 受付で、沢山のかたに声を掛けていただきありがとうございます。今後もHPの充実に努めさせていただきます。

  神戸とは海より春の来る街  山口 喜代子

 梅色の江戸小紋に銀の髪飾りの山田佳乃主宰に、誌友同士の笑顔もあふれ、悲しいばかりの会というよりも、少しずつ前向きな明るい会へと変化しているような気がします。

 春風の案内に銀の髪かざり  小林 志乃

そしてシャンデリアの下で、ケーキやお茶を頂きながらの句会。なんと優雅なのかとおもいつつ、珈琲のお変わりなどをするのでした。チョコレートのアイスクリームが絶品でありました。

薄氷の底にあの日の涙かな    大石 澄子

やはり、四年前のあの日をしみじみ思い出されます。そして心新たに、自らの精進を誓うのでした。いつもはバラバラに各々の句会に参加している誌友が、一堂に会するのは貴重な機会でした。日ごろの無沙汰を詫びつつ、団結を深められた良い会でした。

 早春の朝まつさらな地図広げ   山田 佳乃

2014月1月12日

明けましておめでとうございます。

当ホームページにもポツポツとではありますがエッセイの投稿がありまして、嬉しい年越しでした。どうぞ今年も、どしどし投稿してください。

 

 さて、11日は私にとって初句会である七星会に行ってきました。

 そこで、いつも七星会のお世話係をしてくださっているT子さんから手作りの蜜柑ジャムを頂いたのですが、これが珍しい温州みかんのジャム!わたしは始めて食べました。見てくださいこの色。しかも、サラッしていて、ジャムであってジャムで無いみたい。私は、こんなふうに手作りで上手になんでも作ってしまう人を無条件で尊敬してしまいます。手作り、というだけで一つランクが上がる気がします。いつの間にか「ジャムはお店で買うもの」、となっている時代。手作りで、こんなにおいしい物が出来てしまう。本当に、とてもフルーティでおいしかったので、T子さんに作り方を教えていただきました。皆様にも公表しましょう。是非、挑戦してみてください。

 

みかんジャム(温州みかん)―ちょっと懐かしくて新しい味です。

 

材料(容量200mlの保存容器1コ分)

・温州みかん  400g(皮を除いたもの5~6コ分)

・グラニュー糖  60g

・レモン汁    5~15g(大匙1位)

・みかんの表皮  約2分の1コ

 

作り方

1 みかんは丸ごとよく洗い、横半分に切り、種があるものは取る。

  皮をむき、白いすじは軽く取る。薄皮のまま、ミキサーにほぐし入れ、滑らかになるまで30~40秒撹拌する。(液体の状態みたい)

2 鍋に、1とグラニュー糖、レモン汁5gを入れ、中火にかける。沸騰したらアクを取り、弱火で12分ほど煮る。

3 そのまま弱火で煮ながら、みかんの表皮をすりおろして加える。(無くても良い)。味をみて、酸味が足りない時レモン汁を5~10gや、みかんの表皮を足して調整する。

4 合計で15~20分煮たら火を止めて冷ます。冷めるとトロミが増すので、少し緩いと感じる位で大丈夫。匙でさらさらから少したらりと落ちる程度。

 

メモ

 暮しの手帖・冬号に「冬のジャム」として載っていました。

甘くて少し小さいみかんをたくさん頂いたので、一度にこの3倍は作りました。

 種はとりますが、袋の薄皮はそのままミキサーにかけるので、案外簡単です。

 ガラス瓶は必ず、沸騰5分位かけて、スタンバイさせておきますね。

 冷めると、冷蔵庫で保存します。

 すごくきれいなみかん色で、美味しかったですよ。

一度お試しください。                   T子

 

2013年12月19日

 半端なく寒さがやって来ました。先日、神戸では雹が降りました。

さて、納め句会の季節です。吾らがアカシア会も本日は納め句会でした。いつもながら、骨粗しょう症の話、身内の愚痴に「近頃しみじみ寂しいの」なんて話も飛び出し大騒ぎ。更においしいものにピカイチで詳しいS子さんが、冬期限定で売られているという珍しいクッキーを持参してくれ、おしゃべりに拍車がかかりました。

何でもこのクッキー、半分以上がチョコレートで出来ていて、夏は溶けてしまうので販売できないのだとか。ピンクのハートは濃厚な苺味。おいしゅうございました。

 兼題は「水鳥」「冬ざれ」。ちょっぴり寂しい句が並びました。

   ビルの灯の一つが私冬ざるる     佳乃

   冬ざれや幽閉されし城の跡       晶子

2013年12月2日

玄関にクリスマスの飾りつけをしていると、弟から柚子が届きました。実のなる木ばかり庭に植えている彼は、時々こうして収穫した果物を送ってくれます。蜜柑ほどもある立派な柚子はいつも果肉がぎっしり詰まっていてジュースがいっぱい絞れます。

 柚子の鮮やかな黄色は、独特のすがすがしさと明るさがあり私は大好きです。まさしく自然が生み出す、濁りの無い不思議な黄色です。

 十月の季題である「柚子」ですが、近頃はなんでも遅れて旬を迎えるようになってきた気がします。冷え込むことの多くなったこの頃です。奮発して、柚子風呂にでも入りましょうかしらん。                    

      柚子ぎゆつと絞りサラダの日曜日   恵理子                                             

      柚子ころり転がり猫を誘ひけり     彩       

      月影に色失いし柚子を捥ぐ       月子

2013年11月23日

季節を一つ飛ばしたかのように冬が来て、染まり遅れた紅葉が慌てて色づいています。

紅葉の季節になると、空気も澄んで、窓の外の風景も格別美しく感じられます。吟行にはもってこいの季節、円虹でも、大山崎に鎌倉と吟行の企画が大盛況だったようす。

 また、ドイツの吟行旅行の紀行文の作成が進んでいますので、円虹に掲載されるのを楽しみにしていてください。

普段は気にも留めない景色を、ゆっくり眺めるのもこの時期ならではです。

私も、普段は気にも留めない我家の窓から見える風景に「日本は美しい」と感動しました。この街で人気者の大銀杏も、来年は倒されてしまう運命。風も無いのにはらはらと葉を散らせ積もらせる姿が寂しげです。最後の紅葉姿となり、感慨ひとしおでした。

 一枚の風の残像紅葉散る    月子

さて、今年もあとわずかです。来年の円虹の新しい表紙も楽しみに。

2013年10月20日

 急に季節が移ったような、秋が忘れられたような肌寒い日が続いています。駅前の銀杏並木も緑のまま、寒風に異臭を放つ実を落とすという違和感溢れる光景が、この先の地球の運命を心配させます。

ですが、暑さがひと段落すれば気持ちは秋です。私の場合は、俄然「食欲の秋」へと舵を切り、また料理への意欲もむくむくと湧き上がるのを感じます。

 先日、郷里の父親から大きな荷物が届けられました。父の趣味は海釣りで、退職後は仲間と沖へ舟を出しては釣りを楽しんでいます。大漁であれば、こうして次の日には御裾分けが届くのです。50cm越のカンパチが二匹に隙間を埋めるように、イサキ二匹と20㎝弱の鯛が入っていました。

「この鯛は、刺身にはならん」と塩焼きにしかけたのですが、前回の秋刀魚ご飯を思い出して、鯛めしにしてみました。(カンパチ一匹はお隣さんへお裾分け)お米のおいしい季節、栗ご飯に松茸ご飯というふうに、炊き込みご飯が季節を感じさせてくれます。日本の秋、大切にしたいですね。熱中症の心配の無くなった今こそ、外へ出て一句、なんてお勧めです。

秋の山稲荷神社に油揚げ    月子

2013年9月11日

本日は、十月号の三校作業です。最近は秋めいた爽やかな日が増えましたが、今日は久しぶりに暑さを感じ、発行所では冷房のお世話になりました。

八名の参加者は、夏の間の報告を交わしながら、目は印刷物に向かいます。校正を重ねること三回目なので「三校」ですが、やはりまだ誤植、誤字が見つかります。どうぞ皆さん、自分の投句した句と、掲載された句をよく見比べてください。 何度なおしても、同じ間違いをされる人がおられます。漢字も俳句ならではの決まりがあります。

さて、当HPの「誌友の一句鑑賞」でおなじみの谷原恵理子さんが料理を振舞ってくれると言うことで、校正作業中になにやら良い匂いが厨から漂ってきます。詳しく紹介します。

本日のメニュー:秋刀魚ご飯(すだち添)、みぞれ汁(黒胡椒添)、山椒卵、昆布豆、刻み奈良漬、沖縄のさんぴん茶

 どれもおいしく、特に秋刀魚ご飯が大評判となりました。レシピを教えてもらいましたので、特にここに紹介します。

谷原恵理子流{秋刀魚ご飯(二合)}

①秋刀魚一匹は頭を落し、腸を除き塩焼きにする。

②米は研いで水に浸しておく(水加減は白米と同じ)。ここに酒大さじ2、ナンプラー大さじ1、塩 小さじ0.5(ナンプラーがなければ醤油で代用)、きざみ白葱1/4CUP、みじん切り生姜大さじ1. を足して、その上に焼いた秋刀魚を載せて炊く。

③みじん切りの紫蘇を用意する。酢橘は半分に切っておく。

④炊き上がったら、秋刀魚を一度取り出して身をほぐし、身だけを戻してご飯とさっくりと混ぜ込む。

⑤茶碗によそい、みじん切りの紫蘇を飾り、酢橘を搾って薦める。  

さて、おいしい昼食後は再び校正作業です。隅から隅まで、ページ番号にいたるまで、目を通して本日の作業は終了しました。

2013年9月3日

 一気に秋めいてきました。今年の夏は厳しく、それに鞭打つかの豪雨に竜巻です。 この世で最も強い生物である人間も、自然の力の前では無力であることを痛感しています。

 さて、我家の蜜柑?八朔?が、今年初めて実をつけました。「柚子の苗」と譲られ育てていたのですが、どうも違うようです。毎夏、アゲハチョウの幼虫の食害から守り、またその幼虫を襲いにくるスズメバチと戦いながら、小さな苗を育てて13年。やっと花を咲かせてくれました。これから来るだろう台風に、一つの実も落すことなく耐えられるか、心配しつつ毎日観察しています。

 

 葉漏れ日の子守唄なる青蜜柑   月子

2013年7月18日

今日はアカシア会の日でした。さすがに標高の高い渦森台でもムッと来る暑さの中、かしまし娘ならぬ熟女が集まりました。季題は「ハンカチーフ」と「落し文」。落し文の正体について大いに盛り上がり、又、お互いのハンカチの句に妄想全開で相変わらず大いに議論飛び交う句会になりました。

                                                      

        泣く時は折り目正しきハンカチを     恵理子

        落し文噂話に与太話           晶子

盛り上がりのそのままに、佳乃先生とランチに繰り出すことに。

ガンガンの酷暑に、なぜか石鍋をチンチンに焼いて供される韓国料理の店へ。沸き立つ真っ赤なチゲスープ。牛の尻尾がごろりと入ってコラーゲンたっぷりのテールスープ。もちろん先生はテールスープを選択。皆で程よく汗をかいても話し足りずに食後のお茶に移動。

先生行きつけのマカロンがおいしい喫茶サロンで、珍しい紅茶に出会いましたので、皆さんにも見せてあげたくパチリ。左は言うもがなのアイスコーヒー。赤いのと緑色のがなんと紅茶です。赤いのはベリーの味、緑色のは緑茶ベース。世の中には、こんな紅茶があるのだと驚きました。先生は一人でこっそり来られるそうで、ちょっぴり羨ましくなった一日でした。

        真白なハンカチーフのやうな女      佳乃

2013年7月4日

 先日、第二十四回日本伝統俳句協会賞を受賞された大谷櫻さんの、授賞式が東京でありました。今村征一先生が写真を送ってくださったので、掲載します。

いつもいつも校正作業の時、おいしい食事を用意してくださる櫻さん。お祝い申しあげます。そして、これからもよろしく御願いします。

2013年7月2日

梅雨らしい梅雨ですね。本日は梅雨曇といったところでしょうか。

昨日は、廣田神社の“茅の輪”を潜りに行ってきました。

 説明書にしたがって八の字に潜ると不思議と「ふっ」と肩の重さが軽くなった気がしました。

若い人たちも沢山潜りに来ていました。青々とした草の香りがいつまでも残る一日でした。

季題を実際に見ることは、大変勉強になります。頭で考えるだけでは駄目だと実感ですね。

 

 権禰宜は伊達眼鏡なる茅の輪かな   月子

2013年6月6日

 梅雨に入った割には、雨が降らない日が続きます。今日も、どんより曇りですが、雨は降りません。

 二校作業の日です。私が欠席のため、気を効かせた主宰が昼食の写真を送ってくれました。なんでも、肉じゃが、サラダ、漬物等々、盛りだくさんです。真ん中のなにやら白い粒粒は、苺のメレンゲ?なるデザートだそうです。(かくいう私は、仕事先の現場で焼肉弁当というハイパー高カロリーなものを食べていました。)料理上手がそろっているので、私は校正のお昼ご飯がいつも楽しみです。亡き母の手料理を食べているような気にさせられて、いつも感謝しています。

 さて、ドイツ・パリ旅行、参加を考えられている人は編集部まで一報下さい。

 ちょっと縁遠い地へも、仲間と行けば心強いです。全国の誌友と知り合える貴重な機会でもあります。きめ細かい日本の旅行者がお手伝いしてくれるので、不自由はしないでしょう。花のパリで締めくくる今回の旅に、少しオシャレして参加してみてはいかがですか?

2013年5月14日

本日は、晴天。暑いぐらいです。肌寒く、春になりきらないうちに、夏到来といったところでしょうか?

 さて、三校の作業日です。何時も食事の写真ばかりで、「ちゃんと仕事しているのか?」というお話を耳に挟みましたので、何の何の!見てください。机の上にいっぱいに広がった原稿の束を!

そして、本日のお昼ご飯です。ジャガイモとタコのイタリア風サラダ。手作り梅ドレッシングのサラダ。水ナスの漬物。玄米ご飯です。高級インスタント味噌汁もなかなかでした。

頭と目を酷使する作業を続けるので、食事時間が貴重なリラックスタイムなのです。

皆さんの誤字脱字が無ければ、本当に楽になります。届いた円虹誌とご自分の投句を確認して、文語などの同じ間違いを繰り返さないよう、よろしく御願いします。

2013年5月8日

皆さんは良いゴールデンウィークをお過ごしできましたか?私は現在、遅めのゴールデンウィークです。気温も上がり、天気にも恵まれて句帳片手に健康的にハイキングなどやっています。

 さて、本日、勤勉なる我が校正メンバーは、二校作業に汗を流しまして、豪華なランチをとった模様です。私が、西宮の酒蔵めぐりをしている昼時に主宰から写真付のメールが送られてきました。(下に掲載)

 豪華です!蛸飯、切干大根、スモークサーモン。ピンクの色も鮮やかな赤蕪漬け。どれも持ち寄りのものらしいです。(鯵の梅紫蘇揚げは出来合いらしいですが。)さらに、主宰からのロールケーキが見えます。こんなに充実していて言いのでしょうか?ランチ?いや、夕食としても通じるものがあります。

 あまりの豪華さとボリュームに、午後からの校正作業に影響が出なかったかを心配しつつ、羨ましく写真を拝見した次第です。

 

 

2013年4月15日

13日の地震で皆さんは大丈夫でしたでしょうか?

私は、昼から七星会に出席したのですが、主宰の吟行と日にちが重なったこともあり、たった五人の句会になりました。来たくても電車が動かず来れなかった人も居たからです。

 五人の句会というのもめったにないので、一人ひとりがそれぞれの句についてじっくり討論をし、「これは理屈だ」「これは言いすぎだ」などと意見を戦わせました。例えば、  

    花菜漬古女房と呼ばれけり    谷原 恵理子

この句を、私は気に入ったのですが、「”古女房”という言葉は現代に即していない、使わないほうが良い」、という意見がでたりして、皆様はいかが考えられますか?

 途中、参加者の一人であるO野先生(お医者さんなので)が、わざわざタクシーでご自宅にお菓子を取りに帰って下さり、お茶を飲みながら優雅な、そして良くしゃべる句会になりました。一日中、地震の影響で町がザワザワしましたが、思い出に残る句会になりました。

ついでに、4月8日に行なわれた二校のときのお昼ご飯です。このときも、参加人数はたったの五人。しかもお昼からは三人、という少人数でした。イカナゴの釘煮に、大根と三つ葉、高級ホタテ缶のマヨネーズ和えにご飯でした。

ちなみに今日の(15日)三校のお昼ご飯は、豪華散らし寿司とのこと。写真が届きました。

2013年3月24日

去る三月二十四日(日)に、ちょっとしたミニ吟行旅行に参加してきました。

吟行地は、滋賀県野洲市。誌友であるS籐氏のアレンジで、京都や大津に近く琵琶湖に恵まれた文化財豊富な野洲を学びながらポイントを巡りました。佳乃主宰も参加され、バスを借り切っての日帰り旅になりました。雨が降るとの予報でしたが、日差しも感じる良い天気

に恵まれました。

 まずは「どうたく博物館」。弥生時代に作られた銅鐸がたくさん出土したことから、古代の様子や、野洲の歴史が詳しく解説してありました。銅鐸の大きさにも驚きましたが、地面に埋めるためのものというのも初耳でした。お寺にある鐘のようなものだと思っていたのですが違いました。博物館の周辺にも、竪穴式住居や古墳、古代ハスの池などがあり皆で春の柔らかな日差しを浴びながら散策しました。

      銅鐸の思はぬ響き花馬酔木    吉村 玲子

      古池の菖蒲の芽より風の音    小田 道知

続いて、近江富士としても有名な三上山のそばにある御上神社へ。三上山をご神体とし、正面の鳥居を潜って緑豊かな参道を進めば、国の重要文化財である楼門と拝殿が見えてきます。おくまで行けばまるでお寺のような造りの本殿が表れます。これは国宝だそうです。

 椿の大木に驚いたりしつつ、それぞれに御参りをして回りました。

      神の杜椿の紅をこぼしけり    大石 澄子

      拍手の響く神代の山笑ふ     小林 志乃

広大な平野を、青々とした麦の揺れるなかを真直ぐに進んで琵琶湖まで。

      麦青む中の一本道なりし     横山 修子

お昼御飯と句会の会場は同じです。琵琶湖のほとりの「あやめ荘」の二階で“氷魚の釜茹で”“子鮎の佃煮”“琵琶鱒の甘露煮”“琵琶鱒の御造り”“鮎の天麩羅”“蜆汁”とめずらしい郷土のご馳走を頂きました。中にはビールを所望する誌友も居て、のんびりとゆっくりした吟行となりました。中でも“鮒鮨”“海老豆”の人気が高く、お土産として包んでもらう人の続出でした。

      大津絵の鬼笑む子鮎料理かな   辻  桂湖

帰りの高速道路の混雑ぶりはものすごく、野洲から尼崎まで二時間半もかかりました。

よく歩いて、よく飲んで、食べての丸一日で、心地良い疲労感を残して散会となりました。

今回の吟行は、S藤氏の尽力、発案によるもので、何から何までお世話になりました。

ありがとうございました。

       春光や島の孤影に湖の綺羅    齋藤 慶一

       春田てふ古地図のままの野洲郡  山田 佳乃

      

2013年3月13日

本日は三校でした。

先日は、第24回日本伝統俳句協会賞を受賞された大谷櫻さんのお祝い会も兼ねました。ささやかながら、校正メンバーでお花とカードを送りました。

 十人ほどで三校作業です。初校、二校を経た三校でさえ、誤植、文語の間違いが紛れているので、集中して取り組みます。

 投句の時、自分の句に間違いが無いか、文語が適切か、漢字が正しいか、確認して投函して下さると大いに助かります。

 本日の昼食です。神戸ならではのイカナゴの釘煮に、くらげときゅうりの酢の物、ひじきの五目煮に京都の千枚漬。デザートに苺が並びました。

 イカナゴの釘煮は、神戸の春を告げる佃煮です。この季節になるとあちこちの家からイカナゴを焚く匂いが匂います。大変手間のかかるもので、家ごとに伝わるレシピがあると言われています。

 満腹になって、作業再開です。少しリラックスモードになって、おしゃべりも弾みます。外は真昼なのに真っ暗になり、ものすごい風です。春の嵐です。こうやって春が近づいてくるのですね。

 校正が終わり、帰路に着く頃には大雨になっていました。

2013年2月21日

去る27日に前主宰の故山田弘子先生を偲ぶ句会が開かれた。

私は出席できなかったが、多くの方が、携帯のメールにその時の様子を書いて送って来てくれ、楽しかったことが想像された。会場が良くて、テーブルが広く、お茶にデザートが三種類だった、とか。大勢来られていた、とか。誰某が特選だった、とか。だいたい、そんなことだ。

ただ、誰もが書いてきた内容が一つあった。

「佳乃先生が、カツラをつけていた。」

 皆さん、カツラではなくウィッグです。当世、おしゃれカツラをウィッグと言います。

 先生は、故弘子先生が好んで着られていた虹をモチーフにした着物を着て、キャリーパミュパミュ顔負けのウィッグをして出席され、これが大好評だっ

ったようです。

 きっと、何ヶ月か先の円虹のグラビアにも写真が載るでしょうからお楽しみに。ここに、O村さんから送られてきた写真を何枚か転載しておきます。先生が着られていた着物を懐かしく思いながら、故弘子先生を偲んだ良い会になったようです。

今後、毎年「偲ぶ会」は行なわれるようです。今回、参加できなかった方も、次回は是非、参加してみて下さい。わたしも参加します。

2013年1月12日

 あけましておめでとうございます。今年も円虹ホームページをよろしく御願いします。

さて、本日は「七星会」の初句会。寒い中にも日差しが温かい冬日和に、出席率も上々。皆、口々にちょっと遅れた新年の挨拶を交わしました。

    御慶のぶ声の重なりあふ句座に    大澤 順子

 佳乃先生も、インフルエンザの予防接種を受けて万全の体制で出席。今年初めての句会という人も多く、“淑気”“竜の玉”という兼題も手伝って、正月をひきずった華やいだ雰囲気の会となりました。

    竜の玉置く恋の日の薬指       奥田 友子

    銀の鍵落として竜の玉拾ふ      小林 志乃

 なんて、年齢は秘密ながらも乙女の多い当句会。

    竜の玉鞍馬参道男坂        山田 佳乃

 ドライな先生が引き締めます。

 明るい、仲良しの集まる句会です。どうぞ、皆さん出席下さい。お待ちしています。

 

 本日、一番人気は、

   一匙は淑気掬ひて七味売                             辻 桂湖

 私が一番好きだったのが、

   寒鯉を見て故郷の言葉かな                           庵原 通子

頭が俳句モードに切り替わった一日でした。

 

12月28日

 

年の瀬です。我が円虹の発行所もお正月の用意が整いつつあります。

 新しい表紙を書いてくださった小倉恒子さんからカレンダーが届き、ほんわかした空気をかもしだしています。

 誌友のKさんからは本格的な餠花が届きました。大きな包みに発行所のメンバーもビックリ。送る作業も一苦労だったろうと、思われ感謝、感謝です。しかも、本物の柳にお餅を刺してくださっています。

 新しい一年、どうか良い一年でありますように、編集部一同、願っています。

 

11月18日

1118日は、円吟行会でした。今回は港町・室津です。

円虹吟行会初の試みで、バス一台を借り切っての旅です。現地にバラバラに集合するのではなく、出発から皆一緒です。大型バスは快適そのもの、車窓から見える紅葉も美しく、片道三時間もあっという間でした。

 室津は、奈良時代から栄えた港で、江戸時代には参勤交代の西国大名が上陸する港として大変な賑わいを見せたところです。現在は、かわいらしい小さな港ですが、歴史的建造物がぎっしり存在しています。

 港に到着すると、いきなり大男たちが牡蠣打をしている光景に出会いました。俳人集団としては見逃せない獲物です。いきなり皆で囲み、大男たちの作業を邪魔します。作業場に立ち入っても良いのか悪いのかすらありません。でも、海の男は気持ちの良い漢ぞろいで、優しく質問に答えてくれました。ありがとう。

   牡蠣打の大き男の水しぶき       辻 桂湖

   浦風に干物反りたり石蕗の花     安田 徳子

 

 現地に詳しく、今回の吟行会のお世話をしてくださったH星さんについて、島の名所を回ります。街並みは、黒い連子格子の家々でほぼ統一されていて、これを縫うように、石畳の小道が続きます。漁港らしく、どの家も小魚の開きなどを干した籠を吊るしています。

幾つもの本陣跡を通り抜け、石段をどんどん登って浄運寺。ここで楽しい和尚さんのお話を聴き、遊女の始祖といわれる友君の墓にお参り。続いて平清盛も御参りした加茂神社へ。

寺も神社も、小さな町には不釣合いなほど立派です。過去の栄華を物語っています。

   熱の入る法話聞き入る冬の寺      森岡 喜惠子

   清盛の祈ぎ知り給ふ神は留守      安部 州子

   歌碑の辺に木の葉時雨るる藻振島    乾 北星

高台からは、湾に沿って漁船がきちんと隙間なく並んでいるのが見え、港に下りれば魚網が山と積まれて、静かな中に鴎の鳴き声が聞こえていました。

   繕ひの重なる網に冬日かな       藤本たける

 小一時間歩いただけで、一周できそうな港町です。

 

お昼は会場にて全員カレーライス。これが思いのほか大変なことに。日ごろは10人前ぐらいの用意しかしない漁師の奥さん達が、我々約40人分用意するからてんやわんやです。同じカレーライスですが、深皿あり、平皿ありの混乱ぶり。きっと食器を集めるだけ集めたのでしょう。さらに、今思えば恥ずかしい限りですが、皆が我先に食べようしたため、普段はのんびりしているはずの奥さん達は大混乱。我儘勝手なお客さんで、申し訳ありませんでした。ごめんなさい。

それでもキャベツのサラダに食後のコーヒーまでつきました。カレーは本格的なおいしさでした。ごちそうさま。

 

 句会が終わると早くも外は夕暮れ。慌てて、海産物店に立ち寄り、牡蠣に干物に佃煮に、と禿たかの様にお土産を買い漁りバスへ。おまけにH星さんから立派な柚子のお土産も付いて大満足の帰路に付きました。

 バスを借り切っての小旅行もいい企画だと思う一日でした。

 バスの手配、現地の会館の手配など、いつも吟行係の方たちが骨を折って下さっています。毎回、必ず下見に行かれ、段取りを考えておられるのです。何も考えず、各地の名所にて吟行ができることはありがたいことです。ありがとうございました。

    七曲り抜け海光へ冬紅葉     佳乃